温泉やスポーツジムに行くと、備え付けてあるサウナ。
気持ちよく汗がかけるので、サウナが好きな方は多いと思います。
では実際にサウナには、どんな効果があるか知っていますか?
今回はサウナダイエットの効果や注意点を紹介していきます。
目次
サウナダイエットとは?
サウナダイエットは文字通り、サウナに入って汗を流すだけの、とてもかんたんなダイエット法です。
サウナには「褐色脂肪細胞」を活性化をさせる効果があります。
※褐色脂肪細胞とは
体内に蓄積された余分な脂肪を熱に変え、身体の外に排出する細胞。
首、肩甲骨、腎臓の辺りなど限られた場所にしかありません。
身体に温度差が生じたときに活性化すると言われています。
サウナで身体を温めた後、水風呂に入る。
この流れが「褐色脂肪細胞」を活性化をさせ、痩せやすい身体になることができます。
消費カロリーの目安は、30分で約70kcalです。
サウナダイエットの効果は?
サウナダイエットは痩せやすい身体になるだけでなく、他にも効果があります。
代謝を活性化させる
サウナに入り身体が温まると血流が良くなります。
血流にのって酸素や栄養素が身体の隅々にまで行きわたるので、新陳代謝が活性化されます。
新陳代謝が活発になると内臓機能も活発に動き出します。
内臓機能が高まると基礎代謝アップにつながるので、自然と痩せやすい身体になります。
リラックス効果で疲労回復
サウナは水蒸気の湿度によって室温を上げているので、水蒸気に使用された水からマイナスイオンが発生し、リラックス効果があります。
またサウナで汗をかくと副交感神経が優位になるので、リラックス効果があり疲労を回復させることができます。
ストレスは暴食やホルモンバランスの乱れなどを引き起こすので、半身浴をすることで防止をすることができます。
老廃物を身体から出すデトックス効果
老廃物が体内にたまっていると、代謝が落ちて痩せにくくなってしまいます。
サウナに入ると血行やリンパの流れが良くなるので、汗とともに老廃物が身体から出ていきます。
- 有害物質
- 脂肪
- 毒素
などを身体から排出することで、痩せやすい身体になることができます。
良質な睡眠がとれる
サウナに入ると血液の流れが早くなり、身体全体を駆け巡るので疲労感を伴います。
温まった身体と心地よい疲労感は眠気を誘います。
良質な睡眠は成長ホルモンを分泌させるので、ダイエットにはとても効果的です。
温めることで皮下脂肪を燃えやすくする
皮膚のすぐ下にある皮下脂肪は、外部からの熱に反応して温かくなります。
脂肪は熱に弱く温めると溶けやすいので、サウナの熱で皮下脂肪を温めることで、脂肪燃焼効果が上がりポッコリお腹の解消につながります。
自律神経を整える
自律神経には
身体を動かす時に活発化する「交感神経」
リラックス時に活発化する「副交感神経」
の2種類があります。
暑い夏の冷房や寒い冬の暖房は、自律神経を乱してしまいます。
サウナで体温を上げることで自律神経が体温を保つために機能し、脂肪燃焼や基礎代謝を上げることにつながります。
美肌効果がある
サウナで大量の汗をかくと新陳代謝が促進され、古い皮膚を新しい皮膚に変える再生力が上がります。
その結果、美しくハリのある肌を手に入れることができます。
サウナダイエットのやり方
サウナダイエットはとてもかんたんです。
最も効果が出やすい、正しい入り方を紹介します。
サウナに入る前に水分補給をする
体内の老廃物や毒素は汗と一緒に排出されます。
汗をかきやすくするために、サウナに入る前にコップ一杯程度の水を飲みます。
水分をしっかりとっておくと、脱水症状の予防だけでなく、代謝も良くなるので美容にもオススメです。
サウナ前には必ず身体を洗う
サウナに入る前には身体を洗って、角質や皮脂をしっかり落としましょう。
汚れが毛穴詰まっていると、汗が十分にでないのでサウナの効果が薄れてしまいます。
女性の方ならメイクや日焼け止めやボディクリームを、しっかり落としてからサウナに入るようにしてください。
20分したら必ず休憩をとる
サウナに入ると身体に負担がかかります。
長時間入ると、脱水症状や熱中症のような症状が出てしまうこともあります。
それを防ぐためにも低温サウナ、高温サウナに関わらず、20分で一度外に出て休憩を挟むようにしてください。
外に出て汗が引くのを待ち、水分を補給したら再度サウナに入りましょう。
これを4,5セット繰り返すと効果的です。
水風呂に入る
サウナから出たらシャワーで汗を流し、水風呂に入り体を冷やします。
サウナで身体を温めてから水風呂で身体を冷やすことを「温冷浴」と言います。
- 「褐色脂肪細胞」を活性化をさせ痩せやすい身体になる
- 温められて開いた血管を収縮させて血管を鍛える
- 自律神経を刺激して免疫力を高める
など身体にいい効果がたくさんあります。
サウナダイエットの注意点
サウナダイエットはやり方を間違えると、体調を崩してしまうなどのリスクがあります。
必ず注意していただきたいことを紹介していきます。
食後すぐ、空腹時は避ける
食後すぐは胃腸が食べた物の消化をしている最中なので、身体の血液が胃腸に集まっています。
その状態でサウナに入ってしてしまうと、胃腸に集まるはずの血液が体内に循環してしまい、胃腸の働きが悪化して消化不良を起こしてしまいます。
また空腹時にサウナに入ると、低血糖や貧血を起こす恐れがあります。
空腹時や食後すぐは避け、食後1~2時間後を目安にサウナに入ることが好ましいです。
急に水風呂に入らない
水風呂や冷水シャワーを浴びる際、水風呂に飛び込んだり、冷水を頭からかけると
心臓に負担がかかってしまいます。
まずは手足に冷水をかけ、ゆっくり心臓に向かい最後に頭や顔にかけるようにしてください。
水風呂に入る前にも、冷水シャワーをかけてから入るのがオススメです。
サウナの前後で必ず水分補給をする
サウナに入ると多量の汗をかきます。
血液中の水分が減ると血がドロドロになり、血液によって運ばれる酸素や栄養が行きわたらなくなってしまうので、代謝が上がらずダイエット効果が薄れてしまいます。
サウナ前やサウナ後だけでなく、サウナに入っている最中でも、のどが渇いたと思ったら脱水症状は始まっているので、いったん出て水分補給することがオススメです。
まとめ
いかがでしたか?
サウナは心も身体もリフレッシュして、身体の中から改善していくダイエット法です。
始めてすぐに痩せることはできませんが、続けることで痩せやすい身体になることができます。
正しいやり方を続けていれば必ずダイエットは成功できます。
焦らずじっくりやっていきましょう。
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