普段、無意識にしている呼吸を意識するだけでダイエット効果が期待できることを知っていますか?
ダイエットにいいと言われている「腹式呼吸」について紹介していきます。
腹式呼吸ってなに?
人間の呼吸には「胸式呼吸」と「腹式呼吸」の2種類があります。
胸式呼吸は胸(肺)で呼吸をするのに対し、腹式呼吸ではお腹(横隔膜)で息をします。
わたしたちが日常的に行っているのが「胸式呼吸」です。
それに対し、就寝中やリラックスしているときに、無意識に行っているのが「腹式呼吸」です。
「胸式呼吸」では胃と肺の間にある横隔膜を上下に動かし、酸素を取り入れます。
腹式呼吸のダイエット効果は?
普段の生活では意識をしていないと、なかなか「腹式呼吸」をする機会はありません。
意識的に「腹式呼吸」をすることで、とても効果的なダイエット効果があるんです。
代謝が上がり脂肪の燃焼量が増える
腹式呼吸は胸式呼吸に比べ、横隔膜の動く範囲が2~3倍になります。
それによって、体内に取り込む酸素の量が増え、細胞が活性化されることにより代謝がアップします。
代謝がアップすると、何もしていない状態でもカロリーを消費してくれるので、痩せやすい身体になります。
筋トレをして基礎代謝を上げながら、ぜひ腹式呼吸も意識して更に代謝Upを目指しましょう!
ぽっこりお腹の解消になる
腹式呼吸はお腹の筋肉を使うので、腹筋を鍛えることができます。
腹式呼吸を行うと表面の筋肉だけでなく、お腹の奥にあるインナーマッスルを鍛えることができるので、より効果的にお腹を引き締めることができます。
腹筋だけでなく大胸筋も鍛えることができるので、体幹をバランスよく鍛えることができます。
リラックス効果でストレス軽減
腹式呼吸を行うと自律神経の副交感神経が優位になるため、身体をリラックスさせる効果があります。
身体がリラックスしてストレスを軽減させると、過食やダイエットを断念することの防止になります。
眠りが浅いな、寝ても疲れが取れにくいな、と心当たりのある方はぜひ今夜から実践してみてください。
腹式呼吸のやり方
腹式呼吸のやり方はとても簡単です。
下記の1~5までの流れを10セット行うだけです。
大切なのはお腹に手を当て、しっかりとお腹からの呼吸を意識することです。
■腹式呼吸
- 立った状態か座った状態で、背筋を伸ばします
- お腹に手を当て膨らむのを確認しながら、6秒かけて鼻からゆっくり息を吸います
- 息を吸い込んだ状態で6秒間キープします
- 溜めこんだ息を10秒かけて口から吐き出します
- 吐き出した後も吐き出し状態をキープし、お腹に効いていることを確認します
まとめ
いかがでしたか?
腹式呼吸はどこでも簡単にできる上に、身体の中から改善していくダイエット法です。
始めてすぐに痩せることはできませんが、続けることで徐々に痩せやすい身体になることができます。
正しいやり方を続けていれば必ずダイエットは成功できます。
焦らずじっくりやっていきましょう。
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