「加圧トレーニング」と聞くとスポーツ選手がやっているイメージもあり、かなりハードな印象を受けます。
ですが、実はそんなこともありません。
加圧トレーニングは運動が苦手な方でもできる、とても効率のいいトレーニング法なんです。
今回は加圧トレーニングを紹介していきます。
目次
加圧トレーニングって何?
加圧トレーニングとは「腕の付け根や脚の付け根に専用のベルトを巻き
血流を制限させて行うトレーニング方法」です。
血流を制限することで、通常のトレーニングと比べ少ない負荷、少ない時間で高い効果が得られます。
低負荷の運動(最大筋力の20~30%)の運動でも高負荷の運動(最大筋力の80%)の運動と同じくらいの効果が得られるので、筋力がない女性でも重い負荷をかけたトレーニングをすることができます。
加圧トレーニングの仕組み
- 血流の出口を加圧することで筋肉から血液を出にくくする
- 出口がなくなり乳酸などの代謝物がどんどん貯まっていく
- 筋肉痛が通常よりはるかに早く起こる
- 同時に大量の成長ホルモンが分泌される
加圧トレーニングの効果やメリット
加圧トレーニングには、普通のトレーニングではなかなか得られない多くのメリットがあります。
短い時間で効果が出る
筋肉をしっかり鍛えようとすると通常のトレーニングでは1回1~2時間かかってしまいますが、加圧トレーニングの場合1回30分程度で十分です。
筋肉には「速筋」と「遅筋」の2種類があります。
「速筋」を鍛えるには重い物を持つなど負荷の高い運動が必要。
「遅筋」を鍛えるには長時間運動する必要。
加圧トレーニングでは一時的に血流を悪くすることで、筋肉に長時間運動していると勘違いさせることで、「速筋」と「遅筋」を同時に鍛えることができます。
血流がよくなる
血流の出口を加圧することで血液や酸素が行き場所がなくなり、少しでも血流を良くしようと血管が拡張していきます。
その状態で加圧をやめると、血管内に貯まった血液が一気に流れ出します。
血管が拡張されているので血流がよくなり、体内の隅々にまで血液が行きわたります。
加圧トレーニングを続けることで、年齢と共に衰える血管壁の弾力も向上し血管年齢も若返ります。
運動に自信がない方でもできる
筋肉を大きくするには、高重量のものでトレーニングをする必要があると言われていますが
加圧トレーニングの場合、低重量でも高重量を扱ったときと同じ効果を出すことができます。
腕の付け根や脚の付け根など血流の出口(静脈側)にベルトを巻き、圧を加えることで筋肉にたまった血液が出ていくことができない状態になり乳酸などの代謝物が貯まることで、脳が大急ぎで成長ホルモンを分泌させるからです。
つまり筋力がない女性でも重い負荷をかけたトレーニングをできるので、効率よく筋肉を鍛えることができます。
アンチエイジング効果がある
通常のトレーニングと比べ、加圧トレーニングは多くの成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは別名「若返りホルモン」と言われていて代謝をアップさせ、骨や筋肉を作る効果だけでなく
肌の水分を保つにに必要な「コラーゲン」や肌の弾力を保つ「ヒアルロン酸」などの産生を促します。
- 日常生活で10倍
- ハードなトレーニングで100倍
増加すると言われている成長ホルモンですが
加圧トレーニングでは最大で290倍まで増加します。
成長ホルモンンは年齢とともに分泌量は減少していくので、加圧トレーニングで大量の成長ホルモンを分泌させることで、いつまでも若々しい素肌を保たせることができます。
加圧トレーニングのやり方
加圧トレーニングは、ただ圧力をかければいいというわけではなく
- ・一人一人にあった適切な圧力
- ・動脈ではなく静脈に圧力をかける
など細かい調整が必要です。
自己流で行うと効果が出ないだけでなく、場合によっては血栓が出来てしまって命の危険が伴うケースもあります。
安全に効果的にトレーニングをするためにも、必ず専門家の始動の元加圧トレーニングを行って下さい。
まとめ
加圧トレーニングには
普通のトレーニングではなかなか得られない効果があるので
効果よく筋肉をつけ、痩せやすい身体になることができます。
正しいやり方を続けていれば必ずダイエットは成功できます。
焦らずじっくりやっていきましょう。
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